岩崎宏美さん による歌ではない。彼女の代表曲でもある一曲は『聖母たちのララバイ』である。
これまで あまり女性・女優などをメインのテーマとした記事が少なかったような気がする。 無くはない。「君は微笑みながら立ち上がった」や「女子プロ」などは自分でも残しておいて良かったと思っている。 ・・が、とりもなおさず定番ながら “マドンナ的” な捉え方で書いた記事も、たまにはいいのではないかと思いシリーズ化してみようと思う。
但し「昭テロ」なので、当然ながら?超有名どころは取り上げない。あまりにマイナー過ぎても認知度が低すぎるとか、そもそも情報が殆どないとかでは困るので、まぁ・・そこはソレ、そこそこといったライン取りで進めてゆく所存である。(公表生年月日など色々と都合もあるので記事テキストも少なめの予定である)
・・で、 “マドンナたちのララバイ” 第01回ご登場願うのはこの方!『水の江じゅん』さん。 「人造人間キカイダー」のヒロイン “光明寺ミツ子” 役でご存じの方も多かろう。
昭和30年代後半デビュー、女優・歌手として活動されていたようで当初の芸名は “香山ユリ” 。その後 所属レコード会社を移籍されたときに “水の江じゅん” と改名された。 現在も当時の映像や歌声を聞くことができるが、演技・歌声ともに中々の器量である。
映画で主演に近い役どころをこなし、前述のとおり「キカイダー」でもレギュラー出演されていたが、昭和50年代頃より出演情報がなく芸能活動から離れていったように思われる。
何というか “絶世の美女” というわけではないが、例えようのないような “愛らしさ”、”傍にいてくれると嬉しい” 親しみやすさを放っていた。 当時、子供向け番組のヒロインとして著名な方といえば “ウルトラマンのフジ・アキコ隊員「桜井浩子」さん” や “ウルトラセブンのアンヌ隊員「菱見百合子」さん” らが知られているが、彼女らとはまた違った “身近な” ヒロインを好演していて印象に残っている。
全くどうでもいい話だが リアルタイムでキカイダーを見ていた頃、何故か私には この『水の江じゅん』さんのイメージに、当時の “奥村チヨ” さんのイメージがダブっていたように記憶している。 今見ると “まぁ似てないこともない” レベルでしかないのだが・・、当時の流行りの髪型が似ていただけだったのかも・・。(^_^;)