朝起きて顔を洗い身なりを整える・・。
形としては個人事業主であり、宅内勤務が多いので そのまま朝食となる。
一日を宅内で過ごす日の朝食はパン食、外勤の時は米食+味噌汁としている。

パン食の時は「牛乳」! といきたいところだが、朝牛乳は あまり飲まない・・。
飲まない・・というより飲めない・・。 牛乳が嫌いなのではなく(むしろ好きな方だが)、そのまま飲むと腹を下すことが多いからである。 温めて砂糖を少し足して飲むと お腹も体全体もいい感じになる。
元々、胃腸があまり強い方でなく、正直 何かにつけ下しがちである。ここのところ急に気温が下がったりして、またコロコロコロ・・。 40歳代にピロリ菌駆除をするまでは、しょっちゅう胃潰瘍・十二指腸潰瘍に悩まされてもいた・・。
ともあれ、お腹の強い方ではない自分、飲むものにも食べるものにも気を払わなければならないのは面倒な話である・・。
ガラス瓶に入った牛乳、現在でも売られているのは知っていたが、確か蓋の部分が樹脂製の被せカバーになっていたよな? 昔、よくあった厚紙製の蓋は平成の頃には既に見なくなっていた・・。 まぁ、衛生面だとか何だとかそういった関係だろう。
小学生のはじめの頃の給食では、まだガラス瓶牛乳+紙の蓋だった。 めくって外すのが苦手なのか、それともわざとなのか? 上から親指でブシュッ!と押し込んで、牛乳を盛大に撒き散らすバカタレがいたっけ・・w? 後から臭いんだよ あれやると・・(^_^;)
当時、紙蓋外し用のピックもあったはずだが、小学生坊主に持たせるとロクなことにならんだろうから教室には置いてなかったのかもしれん。(ところで牛乳ピックは現在でも少量ながら販売しているようだ・・。 まだ紙蓋の牛乳も売られているということか・・?)
ガラス瓶牛乳はいつしか “三角パック(テトラパック)” に取って代わられた。 はじめて見た時は何じゃ?こりゃ?・・。使うに従ってそのスマートさを感じ取ったが、いかんせん短期間でその姿を消してしまった。 このブログを訪問される方でも “三角パック” の方に懐かしさを感じられる方も多かろう。 * 三角パックが無くなった理由はコチラの記事が詳しい。

“三角パック” が無くなって、その後 給食は 現在の立方体紙パックになったのだが、自分にとって牛乳と聞けば、やはり瓶製のものを思い浮かべてしまう。 昔あった強度の眼鏡レンズが “瓶底眼鏡” などと揶揄されたりもしたが、それだけ 昭和時代の人々の暮らしに “牛乳瓶” は馴染み深いものであったのかもしれない・・。
牛乳は全国で生産販売されるものなので、地域特産の牛乳も存在する。場所によっては地域産牛乳の方がメジャーであったりもするようだ。 当地 和歌山県は大半が山か海岸線ばかり・・みたいな所だが、その中に生駒高原という場所があってその牧場で採れた「寺尾牛乳」というものがある。生産量の都合であまりメジャーにはなっていないが味わいは良い。
県から和泉山脈を越えた北側、泉南地域では学校給食or宅配用を主に「北庄司牛乳」というものがあり、古くから親しまれているようだ。
少し離れるが、鳥取県産 “大山乳業” による「白バラ牛乳」というものがあり、当地のスーパーなどでもよく置かれているが、これらは地域産牛乳としては、かなり広域メジャーとなった部類だろう・・。
さても このように、牛乳のブランドに対する人のイメージは様々だと思うが、・・どうだろう? とりあえず、全国的にメジャーどころといえば「明治牛乳」「毎日牛乳」「森永牛乳」「雪印牛乳」「グリコ牛乳」「オハヨー牛乳」「メイトー牛乳」あたりな感じか・・?
地域差があるので認識差はご寛容頂きたい。また正式なブランド・商品名称とは異なる。
“全国 牛乳ブランドマップ” みたいなものがあれば面白いのに と思ったが、探しても見つからなかった・・。
ともあれ、子供の頃飲んでいた牛乳はどこの牛乳だったのだろう? 名古屋地区であったが・・。 何となく「毎日牛乳」だったような気がする・・。 何かの機会で飲んだ「森永牛乳」が かなり濃かった想い出があるが、もしかしたら「グリコ牛乳」だったかもしれない・・。
近年は健康志向の増進のためか、一口に牛乳と言っても、何も添加されていない “スタンダードな牛乳” は減少傾向のようで、「低脂肪」や「グルコサミン」「鉄分」「ビタミン」添加を謳った商品も多い。 体には良いのだろうが・・何となく “普通の牛乳” の方が私には馴染みが良い・・。
はじめて見た時は驚いた1リットルの牛乳瓶も、学生時代には半日と掛からず飲み干した。飲んだからいきなり健康になるわけでもないが、まったりとして飲みやすく、冷えてさえいれば夏場でも悪くはない。コーラをはじめとした炭酸飲料には喉越しで敵わないが、体には良さそうに思えるのだ・・。

どういうわけか、近年 “牛乳は体に悪い” などという風説も出回っている。提唱する人にはそれなりの論拠や理由が有るのだろうし、乳製品にアレルギーのある人、相性の悪い人などには実際によろしくないのかも知れない。
・・が、乳製品に限らずアレルギー体質の人には何であれ対象食品の摂取は問題であろうし、添加物にあっては牛乳に限った話ではなかろう。 ことさらに「◯◯は今すぐ止めなさい」とか「◯◯は命を縮める」とか過度に扇情的な文言で人心を煽るのは、いまひとつ訝しげなイメージが拭いきれない・・。
「〇〇の権威が言っている」「〇〇のデータが示している」な類の論調は、「〇〇食べれば必ず痩せる」レベルとあまり変わらない話のようにも思える。 何にせよ如何なる主張もケース・バイ・ケース、他人の言うことを頭から鵜呑みにして分かったような気分になるのは考えものではなかろうか・・。
牛乳は飛鳥時代から飲まれている飲料品だそうで千五百年からの歴史がある。 歴史があるから絶対に良いもの・・でもなかろうし、私自身 牛乳肯定派でもないが、歴史に裏打ちされた人体への親和性や有効性があるのも確かであろう。 気をつけるべきは “何々の食品” “何々の行為” というよりも、物事の程度、総合的な生活習慣や嗜好性の方であると思うのだが・・。
お前が言うな・・は無し (;一_一)