寸詰まりの法則

今日の記事は・・もうホンマに凝り性の人向け記事となってしまいました。
興味のない方は本日PASSということで・・まことに申し訳無い・・

いつぞやの記事で書いたが自分は道楽者である。良く言えば?好事家と言えるのかもしれない。

身体を動かすことよりも、家に籠もって何やら集めたり弄り倒している時間の方に魅力を感じる性分である。 運動不足になりがちであり、おかげでこの歳になって身体のあちこちに軋みが出て来ており、今さらながらに焦る顛末である。 好みはともかく人間多少は運動しましょう、という当たり前の事を身に沁みて感じている、スミマセン・・。

 

ともあれ、さすがに子供の頃は外に出て友達と遊んだものだが、夕方 家に帰りご飯を頂き・・時間が出来ると “プラモデル” であった。

イマイ(今井科学 2002年をもって廃業・解散 ・・orz)のサンダーバードシリーズなども時に作ったが、もっぱら “戦車” ばかりを作っていた。

船は作らない、飛行機もせいぜい零戦くらい、潜水艦はそもそもネタが少なく作る機会に恵まれなかった(但し、アメリカSFドラマ “シービュー号” は作った、家が銭湯だったので客の少ない時間帯に湯船に入れて遊んでいたら、浸水・沈没の憂き目にあった)

ともかく 大半、戦車ばかり作っていたのだ。 当時放送されていた「コンバット!」にもそれほど戦車の登場シーンは無いし、時折 放映される戦争映画にも予算的・技術的な問題からか明確な戦車戦は描かれることは少なく、今にして思えば何に影響を受けていたのだろう・・?。

 

当時の戦車模型には何かしらニックネームを付けられていることが多かった。
中には事実上、呼称されたことのない名をふられていると思しきものさえあった。

「パットン」「シャーマン」「ビクター」「リー&グラント」「センチュリオン」「ジューコフ」「タイガー」「パンサー」「ロンメル」、これらは実際に軍の現場や戦場で呼び習わされていたか微妙なものの、紛うことなき我が机上に鎮座していた作品たちに相応しき名称なのである。

 

ところで、この戦車模型趣味、結構長くて中学生中盤の頃まで続くのだが(今でも作りたいのは作りたい、しかし目も手先も効かない)、ある時からふと気づいたことがある。

興味を感じて選ぶモデルが段々と砲身の短いものに・・
全体的なスタイルも かつては見向きもしなかった小型の弱々しい戦車や、寸詰まりでイケてない車輌へと興味が向いてきたのだ。

終いにはわざわざ改造してまで(いわゆる)ダサいとさえ思える方向へと変えてしまう。

これはどうしたことか? と思うのだが、もうこの辺りになると 如何にも強くて格好良さそうなモデルには、とんと食指が動かなくなる・・。

 

これは戦車模型に限ったことではないようで、昭和の男の子の憧れ「モデルガン」にも同じような傾向が見られた。

ナポレオン・ソロやルパン三世などで有名な「ワルサーP38」や「ルガーP08」、ダーティハリーで知られる「マグナム44」のロングバレルなどを当初 好むも、凝れば凝るほど銃身は短く、スタイルはコンパクトなものに興味が移ってゆくのだ・・。

◆ Facebook の規制都合上、簡易画像で済ませたい、ご了承を ◆

見よう考えようによっては、車やバイク、オーディオなどの電化製品やカメラなどに至るまで、自分にとって興味を抱き進むものには、余さずこの傾向を辿っているように思える。まるで “寸詰まりの法則” とでも言えそうな流れである・・。

パッとしないものから格好良いものへという流れなら分かるが、何故、一見ダサく見えるような方向へと流れるのか・・ 未だにもって分からないベクトル・・。

我田引水、ご都合宜しく解釈するなら、物事の外面から内面へと興味の移行が行われるからなのか・・ それとも より身近で現実感のある外見の方へと馴染むようになるからなのか・・・ いつか分かる日が来るのか、それさえも未だ分からないのだ・・。

因みに、女性に対する興味の方といえば・・ こちらはFacebookより怖い障害がありそうなので深くは掘り下げんとこう・・w。

 

 

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