講釈なし 刑事ものリストアップ

最近のテレビ刑事ものドラマで有名な番組といえばどうなのだろう・・?

やはり水谷豊氏主演の「相棒」くらいだろうか・・(テレビ、全然見ないのでよく分からない、何か有ればご指摘ください)

昭和の頃は刑事ドラマが隆盛していた(厳密には”警察官”でないものも多々あるが今日は一括)

・・と、いうことで本日は刑事ドラマをリストアップ

 

「七人の刑事」 1961年10月〜1969年4月(初回放送回)

昭和に生きた者なら知らぬ者はなし・・か、どうかは分からないが、「ン〜ン〜♪」で始まる哀愁に満ちたオープニングテーマは、子供心にも大人の世界の重荷と無常を感じさせた。 芦田伸介がシブ過ぎて怖かった。 幼年の頃は(当時の)警視庁の建物そのものが刑務所かと思っていた・・。

 

「特別機動捜査隊」 1961年10月〜1977年3月

こちらは「ア〜アアア〜♪」と緊張感を煽る印象的なコーラスが記憶に残る。
面白くなかった・・のではなく、かなりの硬派リアル路線であったので子供からすると、よく分からなく記憶に残り難かったのだと思う。 メインキャストもかなり多かったので印象が分散されてしまったのかもしれない。

 

「ザ・ガードマン」 1965年4月〜1971年12月

こちらもテーマ音楽があまりにも有名、平成にかけてもCMなどで使われることも少なくなかった。 ガードマンの名がそれほど根付いてなかった時代故のネーミングだが、警察捜査の範疇を超え、直接海外捜査にまで乗り出すガードマンって何?との疑問は今だに残る。 倉石功 扮する杉井隊員とプリンスグロリアの組み合わせが格好良くて好きだった。

 

「刑事くん」 1971年9月〜1976年11月

「母さん!刑事になったよ!」の声で始まる、軸足を “組織” から “個人” に移してヒットした 青春?刑事ドラマ。 新米刑事という設定と桜木健一が絶妙にマッチして良い感じの人間ドラマとなっていた。 主題歌「コンクリート・ジャングル」も世の無情ではなく人生の希望を歌い上げていた。

 

「Gメン’75」 1975年5月〜1982年4月

「ザ・ガードマン」に引き続き 何をもって捜査権を持っているのかよく分からない人たち・・。 (Wikipediaの記述をみると[警視庁庁舎から独立した特別潜入捜査班]らしいので一応 警察官か・・) 警察が扱うはずもない国家的な問題から警察内部の弾劾事案、国際的な犯罪捜査までと、よりドラマチック重視の構成が功を奏して視聴率を上げた。 オープニングテーマとともに、しまざき由理の歌う「面影」が有名。

 

「太陽にほえろ」 1972年7月〜1986年11月

革新的な題名、井上堯之バンド(後に大野克夫バンド)によるメインテーマが印象的な熱血刑事ドラマ。テーマ音楽に魅せられレコードも買った。 私の世代にとって石原裕次郎とは ドラムを叩く嵐の男ではなく、貫禄たっぷりの捜査第一係長である。 長く視聴していたが、若手刑事の殉職回の恒例化にはチョッとチョッとという感じではあった。
ボスの乗る特注オープンガゼールと車内電話にシビレた青少年も多かろう。

 

「部長刑事」 1958年9月〜2002年3月

強烈なリアル路線を彷彿とさせるのは、刑事ドラマというより警察ドラマ、否、一個人・一職務としての巡査部長の視点から見た人間ドラマであったからだろう。 長寿番組であり時代に合わせてリファインされていったが、稀有な番組構成は現在でも見直されるべきではなかろうか。 関西ローカルであったのが惜しい。

他にもリストアップすべき刑事ドラマは 数多に有ろうが今回はこれで終わりとしたい。
放送年月日はWikipediaを参照している。

 

 

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