雨の憧憬

雨がちな天候が続いている。

当地も既に梅雨。例年より21日も早い梅雨入りだそうだ。「5月も半ばから梅雨ってどないなっとんねや・・」といったところだが、人の業による異常気象なのか、数億年レベルの地球気象の単なる一コマなのか・・。

ともあれ、こう梅雨が早いと この先どうなるのか・・、6月上旬にさっさと明けてガッツンガッツンの夏がやたら長いのか、それとも6月一杯ダラダラ長雨が続くのか、今から悩ましいことこの上ない。

 

雨や梅雨の話が ”昭和” 繋がりの記事になるのか?・・だが、・・まあ、これも単なる思い込みのひとつに過ぎないのかも知れないが、昭和の頃は もう少し季節感がはっきりしていたように思う。

6月の中旬頃をメインに2週間程度、来る日も来る日もシトシト雨が降っていた・・。
(* 当然、地方によります m(_ _)mけど)

アジサイ や(名前は知らないが)手の平ほどもある大きな葉っぱに雨粒が貯まり滴り落ちる中、それでもウロウロシャキシャキ友達の家に遊びに行ったりしていた。

日常的に “長靴” を履かなくなって随分と時が経ったように思う・・。

 

カラッと晴れ上がった青い空を見ると、何かしら ”お出掛け” したい欲求が高まり、家から出られないと何か損したような気分になってしまうが・・、それでも 私は “雨” そのものが嫌いなわけではない。

ザンザカザンザカ降りしきって、郵便受けの確認にも難儀するような雨は御免被りたいが、梅雨のような シトシト雨は割と昔から好きな方である。

無論、仕事や外出には面倒をきたすが、あの何とも言えない しっとり落ち着いた町の佇まいが好きなのである。 微かに届く柔らかな雨音と水溜りに次々と浮かんで消える波紋が、漂うホコリとともに気忙しいしがらみさえも洗い流してくれるような気がするのだ。

© 矢口高雄「かつみ」より

そんな梅雨もいつかは明けよう。そうなれば夏の到来。
歳をとった故の感覚なのかも知れないが、ここ10~20年ほどの暑さは酷過ぎる。40℃越えって、それもう日本やないやん orz

若さ故もあったのだろうが、昭和の夏の暑さには 暑いながらにもそれをやり過ごせる何かがあった・・。

そのひとつが ”夕立” だろう・・。

夏の夕方に決まって降り出す一時の強い通り雨は、熱しきった地表の温度を瞬く間に下げてくれた。 麦わらとシャツ一枚に近い格好で 遊びに呆けていた帰りには、濡れることも気にならなかった。じきに乾くし・・(大人はそんなことなかっただろうが・・)

 

現在はあまり “夕立” なるものに出会わない。ヘタに出会うとそれは ”ゲリラ豪雨” だ。

科学的な根拠もなしにこういうことを書くと叱られるかも知れないが、”舗装” が行き届き過ぎた気がしてならない。

今時、未舗装=地道 なんて山道でもない限り お目に掛かれない。実家の田舎の田んぼ周りもほぼコンクリ舗装済みだ。 何処もかしこも全てアスファルトかコンクリートで覆われている。

車が通るだけで泥水を刎ねていた昔のデコボコ地道も難儀なものだったが、こうも日本全国、完全密封のような状態では大気循環も順当に行われていないような気がする。

素人考えで恐縮だが、1cm直径位の穴を路面全面に並べた ”雨水・蒸気透過型舗装” なんて実現出来ないものだろうか・・・。

何にせよ 夏も間近、体力温存、暑さ蒸し暑さ、そしてコロナに負けずに乗り切れるよう 皆様もご自愛くださいませ。

注 : この記事は5月19日時点で執筆されました。記事公開時点でさっさと梅雨が明けてカラカラ天気だった場合は・・まあそうゆうことで適当に読み流してチョーダイw

 

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