蛍の光は30年も前に鳴っていた

学童時代に購読していた雑誌(教育雑誌の方・・)のお話。

小学生の頃は “科学と学習”(正確には「◯年の科学」「◯年の学習」)
付録が面白い「科学」は好き、学校の続きみたいな「学習」はヤだった・・w
購読していたのは2〜3年間位だったろうか。いわゆる「学研グループ」の刊行誌。

はじめの頃は学校内で販売されていて、教室などで集金されていたような記憶がある。
Wikipedia で見ると消費者連の批判に合い、販売方法の変更を余儀なくされたようだ。
当時は子供の数も多かったし、教育志向の上昇期だったからイイ商売になったのだろう。

まあ確かに学校内に露骨な商売を持ち込むのはどうかと思うが、学習材料であれ旅行関連であれ学校と業者の関わりは、表立っていないだけで、あれから半世紀経った今でもしっかり残っているように思えるのだが・・。

 

“科学と学習” とともに 小学生向けに発刊されていた、もう少しフレンドリーな総合教育雑誌が「小学◯年生」(小学館)

こちらはいくつか漫画も載っているし付録も豊富、「週刊 少年◯◯」などの漫画専門誌なんか滅多に買ってもらえなかった身としては貴重な娯楽誌といえた。

男女共用だったので女の子向けの漫画も載っていた。何故か “薄幸スタート” から “流転・努力の末ハッピーエンド” ストーリーが多かったような気がする・・、役どころは “バレリーナ” などが定番。

反して男の子向けは「おばQ」だとか「おそ松くん」だとかギャグもの中心、当時から生き抜くことに真摯な女性と ド突く蹴る(戦う)以外は呑気オンリーな男の基本は醸成されていたのだろうか・・w。

 

 

小学校を卒業、子供とはチョッと違うんだぜ!な 中学生になると始まるのが「中◯時代」(旺文社)か「中◯コース」(学研グループ)

一年初回だけ何か特別付録が付いていたような・・当時は学生服を初めて買うと辞書だか万年筆だかをもらえたので、それと混同しているのか・・。

正直 こちらの方はそれほど取っていなかったし記憶も曖昧、考えようによっては それだけ、日々の生活の内なることから外の世界に目が向きだしていた頃なのかもしれない。

時期的にも新しい学科である “英語” 関連の記事が「小学六年生」の頃からつながるように多かった。 読者の投稿や文通コーナーなども有ったかな・・? 思春期を反映してか “悩みの相談コーナー” 、また性徴期ゆえの “性教育” 記事が取り入れられるようになったのもこの頃からだろうか。

 

様々な形で私たちの世代に寄り添うように刊行されてきた “教育関連雑誌” だったが、現在 残っているのは 小学館の「小学一年生」高校生向けの旺文社「蛍雪時代」のみ、他は1990〜2010年代にほぼ休刊・廃刊してしまった。

今、この手の刊行物を積極的かつ定期的に展開しているのは「こどもちゃれんじ」などで知られるベネッセコーポレーション(元 福武書店)くらいのものか・・。

これだけ 子供の数が減ってきている現状ではやむを得なし、・・教育雑誌に対する “蛍の光” は既に30年も前に鳴っていたことになるが、子供の少ない社会に明るい未来が見え難いこともまた事実なのである。

 

 

※ 追記 : 現在 小学館から対象学年を絞らない「小学8年生」が刊行されているそうである。 何故8年生なのかと思ったらデジタル数字で “8” は全ての数字に変化出来るからだそうだ・・。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA