「銭形平次」 ノリの良いアップテンポな曲調は、それまでの時代劇の主題曲とは明確に異なりながらも絶妙なバランスで当時の茶の間のハートを掴んでしまった。 舟木一夫による歌も良いがその独特なイントロは脳裏に深く焼き付いて離れない・・。
気さくな人柄、家では恋女房に一枚敷かれながらも、一旦外に出れば鉄の信念と あふれんばかりの人情で事件を果敢に解決してゆく。大川橋蔵は平次のキャラクターを見事に確立して主婦層にも絶大な人気であったとか・・。
映画からテレビへと移行してゆく映像文化の過度期に、テレビ時代劇隆盛の先鞭をつけたとも言われる「銭形平次」
以後、続く「水戸黄門」「遠山の金さん」「大岡越前」などのように “ベタ” ながらも安心して見れる親しみ深い時代劇、現代に於いてはやはり望むべくもないものなのか・・。
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