地球を180周

『兼高かおる世界の旅』

前番組である『兼高かおる世界飛び歩き』を含め、昭和34年の末から平成2年に至るまで実に31年に渡って放送された長寿番組であった。 訪問国は150ヶ国、通算で地球を180周した計算になるそうだ・・。

単なる旅行番組に収まらず、その土地々々の文化や歴史に触れながらの 兼高かおる氏による知性的なレポートと解説が特徴だった。 海外旅行どころか現在のように情報流通もまだ充分でない時代、海外文化を肌で感じさせてくれるかのような番組でもあった。

 

昭和終盤頃には海外旅行もかなり一般化し、バブル景気の到来とともに気軽に海外へ出掛ける世相となったためか視聴率も低下したが、昭和も40年代頃における海外旅行は庶民にとって憧れ以外のなにものでもなかった。

世界を夢見る気持ちをより高めてくれるオープニングテーマは映画「八十日間世界一周」のテーマ曲だが、幾つかのバリエーションがあるようで、こちらのものが番組の形態に近い。

ある種、憧れの象徴でもあった「PAN-AM」(航空会社)も時代の彼方に消え去り、ナレーション・聞き手を努めた芥川隆行氏も他界され、そして兼高かおる氏も一昨年(平成31年)鬼籍に入られた・・。

* 拙ブログ “イナバナ.コム” でも2019年7月に同題材で記事として取り上げています。宜しければご一覧ください。
「兼高かおる 世界の旅」 昭和ピックアップス

 

 

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